胎内記憶―命の起源にトラウマが潜んでいる (角川SSC新書)

新書 – 2008/7
池川 明 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
今ある喜びも苦しみも、生きにくさも、すべては胎内から始まっている―。従来、知覚が未熟で何もわかっていない存在と考えられてきた胎児は、近年の研究によって、胎内ですでに触覚・聴覚・嗅覚などの五感が機能し、知覚も意思もあることが知られるようになってきた。そして、母親の胎内にいたときの環境格差がバーストラウマとなって、その後の人生に多大な影響を与えているという。胎内記憶を語る大勢の子どもたちの驚くべき証言を手がかりに、トラウマの連鎖を断ち切るための家庭や社会のあり方を考える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池川/明
1954年、東京都生まれ。池川クリニック院長、医学博士。帝京大学医学部大学院卒、上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、池川クリニックを開設。胎内記憶の研究の第一人者として知られ、母と子の立場に立ったお産と医療をめざしている。著書『子どもは親を選んで生まれてくる』(日本教文社)は日本文芸アカデミー賞ゴールド賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

新書: 203ページ
出版社: 角川SSコミュニケーションズ (2008/07)
ISBN-10: 4827550417
ISBN-13: 978-4827550412
発売日: 2008/07
商品パッケージの寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm